イサミと大きいブレイバーンの小ネタをいくつか。
ひんやり
「あちぃ〜」
ブレイバーンの指にピタッと頬をつけるイサミ。
「ど、どうしたんだイサミ!」
「暑いから冷たいの探してんだよ。やっぱあんま冷たくねえな」
(ということは、素材を変えればくっついてくれるということか?私の指を抱き枕にするイサミ……)
「よし。手を換装しよう」
「何だ急に!!」
小人さん
ブレイバーンの格納庫。巨大フィギュア置き場を掃除するイサミ。
「あれ?なんでイサミさんが掃除を?」
「色々貰ってるからな。その礼として、こいつじゃ掃除しにくいとこを代わりにやってる」
「うむ。私だとフィギュアを一旦移動する必要があるが、イサミだとその必要がない。とても助かっている」
巨大プラモを作るブレイバーンと、それを机に上がって手伝うイサミ。
「イサミ、ちょっとこのパーツを固定しててくれないか」
「こうか」
イサミには書類入れほどの大きさのパーツに、プルプルしながら巨大ピンセットでシールを貼ろうとするブレイバーン。
「俺が貼った方が早くないか?」
「それだと、私が作ったものではなく、君が作ったものになってしまう」
「分かるぞ!その気持ち!
遊びに来たら楽しそうなことしてるじゃないか?オレも混ぜてもらっていいかい?」
「ルルも手伝うー!」
「ふーむ。では、これと同じパーツを3つ作って欲しいのだが」
ブレイバーンの手の近くだと危ないので、ちょっと離れたところで別パーツを組み立てるスミス達。
(ああいう小人さん、欲しいなあ)